イリノイ州のおすすめ観光

観光

 私が住んでいたミシガン州の南西にある州です。比較的近いので、何度か行きました。とはいえ、ミシガン州と接しているのは、五大湖の1つミシガン湖を挟んでであって、陸地では接していません。車で行くには少しだけインディアナ州を通る必要があります。(私が住んでいたデトロイト近郊から近くと言っても車で4~5時間。)
 イリノイ州は、大都市シカゴがある州なのですが、残念ながら日本人にはイリノイ州はもちろん、シカゴでさえも知っているのは名前くらいで、具体的に何があるかと聞かれるとあまり知られていませんね。アメリカの都市では、ニューヨーク、ロサンゼルスに次ぐ第3の人口を誇る大都市なのですが、ニューヨーク、ロサンゼルスと比較してしまうと、日本人からはやはり影が薄いですね。

イリノイ州の基本情報

・人口:約1200万人(全米第6位)

・州都:スプリングフィールド(Springfield)。人口。約11万人。(2020年)
 正直、日本人からすると観光としてはこれといったものはない気がします。
 アメリカでは州都は、マイナーな都市であることがかなりありますね。

・最大都市:シカゴ(Chicago)。人口、270万人。(2020年)
 アメリカでは言わずと知れた大都市なのですが、日本人にはそこまで馴染みがないですね。大都市が故になんでも揃っていて、住んだら間違いなく楽しいと思います。メジャーリーグのチームもカブスとホワイトソックスの2チームあり、日本人選手も数多く在籍してきました。
 海には接していませんが、五大湖の1つミシガン湖に接しており、シカゴはこの偉大なる湖と高層ビル群のコントラストが非常に綺麗な景色を作り出しています。

・その他
 イリノイ州と言えば、日本人からすると大都市シカゴはありますが、それでも敢えて観光で行く人は少ないと思います。そんな中、ミシガンに住んでいる人にとっては、このシカゴが非常に嬉しい街ですね。丸1日あればなんとか往復できる距離なので、ミシガンからの観光で行く人は多い気がします。シカゴで見かける日本人は、シカゴ在住かミシガン在住の人が大半な気がするくらいですが、どうでしょうかね。

おすすめ観光地

 イリノイ州の観光地は街としては、シカゴのみですが、シカゴには見どころがいろいろあります。

シカゴ(Chicago)

ミレニアムパーク(Millenium Park)

シカゴの観光地で行くと言えば、まずはここ、ミレニアムパークではないでしょうか?
クラウドゲート(Cloud Gate)と呼ばれる豆の形をした銀色の巨大なオブジェがあります。通称:ザ・ビーンなんて呼ばれます(ザ・豆。そのままですわ)。近くまで行って持ち上げる振りなんかしながら写真を撮りましょう。間違いなく映えます。

 この公園には、この豆以外にもたくさんの店が出ていたり、イベントなど開かれていて賑わっていますので、いろいろ歩いてみると良いと思います。周囲は高層ビルばかりの大都会の中心にある公園ですが、これが日本ではあまり見ない光景で新鮮です。さらに芝生が広がるエリアなんかで座ってゆっくり過ごせたら、シカゴ最高!って感じになります。

ウィリスタワー(Willis Tower)

 1974年完成、高さ約442mのシカゴで最も高い建物です。完成から24年間は世界一高いビルでしたが、1990年代後半から続々と世界に高層ビルが建ち、現在はアメリカで3位、世界では20位以下まで下がりましたが、それでも十分高いです。
 103階にある展望階からの景色は最高で、さらにその展望階にはフロアから一部外に突き出たスペースがあり、床がガラス張りになっていて、高いところ好きの人には最高の景色でしょう。高いところが苦手は人は遠慮しておいた方が良いと思います。
 ちなみに私が行ったのは、7/4の独立記念日(休日)ということもあり、展望階へのエレベータに乗るのに2時間くらい待ちました。人気スポットですので、行く日には注意した方が良いかもしれません。

 ウィリスタワー展望階からの景色です。少しモヤがかかっていたのが残念です。

科学産業博物館

 シカゴで人気No1の博物館とのことで行ってみましたが、確かにここはなかなか見ごたえがあり、満足しました。特に男性の方や男の子は楽しめる方が多いのではないかという気がします。
 本物の蒸気機関車や飛行機の展示がある中、特に驚くのは潜水艦です。第2次大戦中に拿捕したらしいですが、本物のドイツの潜水艦が展示してあります。しかも中を見学できます。こんなデカい物よく展示してるなという驚きです。
 あとこの博物館で買ったちょっとした物ですが、我が家の子供たちは喜んでいたので紹介します。
 1つ目は、MOLD-A-RAMAという機械で作られた樹脂の模型です。いわゆるおもちゃの自動販売機なのですが、博物館内の何ヵ所にこの機械が設置されていて$10くらい(値段忘れました)入れると、その場で樹脂で模型が成形されて、出てきます。この博物館に関係するような潜水艦などの形の樹脂玩具(簡易フィギュア)ですね。いろんな種類があって、大人の私が全部揃えたくなってました。
 2つ目は、展示も兼ねてだと思いますが、工場のラインのような設備があり、何ドルか投入すると、プラスチック玩具のコマがラインで製造されて、最後にもらえます。そのラインの動きを見ているのも楽しかったですし、途中で好きな文字を画面で入力すると印字されるので、子供が自分の名前を入れました。コマとしても一風変わったコマですし、自分の名前が印字されたものが貰えるというところに子供は食いついてました。
 ここは結構楽しめるおすすめの博物館だと思います。

フィールド博物館

 恐竜の骨格の展示が圧巻です。科学産業博物館の方が個人的には断然楽しめましたが、日本ではなかなかこういった大きな博物館へ行く機会はないと思いますので、行けるのであれば思い機会だと思います。特に子供には博物館で見た記憶は大人以上に印象的に残ることもあるかと思い、大人以上に子供にとっては核物館は良い場所だと思います。
 ちなみに、この博物館にも樹脂成型玩具(フィギュア?)の自動販売機がありました。我が家はここでは、トリケラトプスの樹脂を買いました。小さな男の子は喜ぶのではないかと思います。

その他

 シカゴは大都市ということもあり、日系企業も多く進出しているため、日本人在住者には優しい街のように思います。特においしい日本食レストランがミシガンに比べて桁外れに多いので、それをメインの目的としてミシガンから出かける人もいると思います(我が家はそうでした)。私が住んでいた当時はミシガンにはなかった回転寿司店がシカゴにあり、本当にこの楽しみも含めて何度かシカゴへ行きました。日本みたいに100円ではなく、結構高いんですけどね。。。最近は、ミシガンにも「くら寿司」ができたようで驚きましたが、そう思っていたら、シカゴにも既に「くら寿司」はあるみたいです。
 それ以外でもミシガンに住んでる方にとっては、今もシカゴは比較的に頻繁に行ける楽しみな場所だと思います。
 そして、日本人在住者にとってシカゴのもう1つの楽しみ。それはミツワです!アメリカの大都市を中心に展開しているミツワという日系大型スーパーのことですが、アメリカで暮らす多くの日本人にとっては、この店がたまりません。ミツワ内には、紀伊国屋書店があったりで、これがホントに嬉しいです。アメリカ駐在員とその家族にとって、このたまに日本語に囲まれて過ごせるこの空間は心癒されますね。それにミツワには日本食レストランを中心にしたフードコートまでありますし。ラーメン屋の山頭火、大人気です。週末は必ず並んでます。今もあるのかな。
 アメリカに来て、わざわざ日本のものに興味ないという方もいますが、日本食レストランもミツワも多くの日本人が使っている以上、必要とされてる場所なわけで、もしまだ行ったことがない方は是非どうぞ。

おすすめフード

シカゴピザ

 シカゴにはいくつか名物がありますが、その代表格はシカゴピザ。日本でもその名をたまに聞くことがあるようになりましたね。その特徴は何と言っても、生地が厚い!!そしてボリュームの多さです。

 シカゴへ行ったなら、是非一度は本場のシカゴピザをおすすめします。
 以下、おすすめ店です。

Gino’s East

 シカゴでは有名なピザ屋さんのようで、我が家はここへ行きました。1時間くらい並びました。。。でも、味は大満足でした。また、ここは店内の雰囲気も独特で、まさにアメリカのレストランといった感じです。こちらは、公式ホームページですが、このメイン動画、やばくないですか?マジでおいしそうです。

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